「神社ってお好き?」
始まりは編集長の何気ない一言でした。
皆さま、神社ってお好きですか?
こんな質問をされて「大好きです!」と答えられるのは、神社仏閣マニアとかその方面に強い方だけなのではないかと思います。いくら巷で御朱印巡りが流行っているとはいえ…。
かくいう筆者も、そう聞かれて返答に困った1人。
神社仏閣にさほど詳しいわけでもなく、歴史オタクでもない、強いていえば大河ドラマや漫画ゲームの影響でにわか歴史ファンになる程度の興味知識しかございません。
とはいえ他でもない編集長の頼みですから、ここはひと肌脱ぎましょう!
そんなわけで(どんなわけだよ)
今回は亀戸天神にお邪魔してきました。
亀戸天神ってどんなところ?
説明しよう!亀戸天神とは?
名称:亀戸天神社
御祭神:天満大神(菅原道真公)
御祭神からもお気づきかと思いますが、学問の加護があるとして受験シーズンは大変な賑わいを見せるのだそうです。
亀戸の町は、この亀戸天神を中心につくられたようですね。
古くは本社である九州太宰府天満宮に対して、東の宰府を意味する「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」と呼ばれていたそうです。現在の「亀戸天神社」の名称になったのは昭和11年とのこと。
割と最近なんだなあ、と一瞬思いましたが、令和生まれの人にはそうでもないんでしょうね…。
一般的には「亀戸の天神様」「亀戸天満宮」とも呼ばれているそうです。
ちなみに、東京十社めぐりのルートにも含まれているみたいです!
都内って意外と神社が多いんですねえ。
亀戸天神に行ってみた!
公式ホームページもわかりやすくてステキなのですが、現地に足を運ぶからこそ伝わるものがあるというもの。
実際に亀戸天神に行ってみました。
駅から徒歩10〜15分
亀戸天神は、JR亀戸駅から歩いて10〜15分ほどの距離にあります。
JR亀戸駅北口を出て目の前にある大通りをまっすぐ突き進み、亀戸4丁目交差点を左に曲がるルートがスタンダード。
方向音痴な筆者でも迷わず行けたのでおすすめです。
左に突き進むと見えてくるのが、いよいよ天神さまの入り口です。
途中に東門入口があって惑わされるのですが、正門から入りたい方は是非こちらから。
いざ!(わくわく)
自然が豊富!広々とした境内
荘厳な鳥居をくぐり抜けたら晴れ女に
…は、なっていませんでした(笑)
この日は快晴だったのでそもそも不要か。
鳥居を抜けると、すぐにちいさなアーチ橋が目の前にあります。
気分は千と千尋の神隠しみたいな。
こういうのって意味もなくワクワクしちゃうんですよね。わくわく。
神社って緑が生い茂っているところが大半だと思うのですが、亀戸天神もご多分に漏れず緑が豊かな神社です。
スカイツリーとの対比がすごい。
何より驚きだったのは…
亀、多くね?
これって何だろう、亀が多いから「亀戸」なのか、パフォーマンス的に地名になぞらえて亀を増やしているのか、亀が先か亀戸が先か、卵が先か鶏が先かみたいな生物の根源的な哲学に達しそうだったのでひとまず考えるのはやめました。
※後でちゃんと調べてみたら、もともと亀の形によく似た「亀島」という島だったことに由来しているようです。つまりは亀戸が先。
亀たちの誘惑に負けず、本殿に到着!
しっかりと参拝いたしました。
何も考えずに「世界が平和になりますように」と祈ってみましたが
よく考えたら学問の神様だし「良い記事書けますように」にしておくべきでした。
失態。
実は体験型スポット?!おもしろ絵馬にフォトスポットまで
このままでは亀を眺めただけで終わってしまうと思った?
亀戸天神には、意外な見どころがたくさんあるのです。
絵馬は合格祈願がメイン
まずはこちら。絵馬です。
やはり学問の神様を祀っているだけあって、合格祈願が大半を占めていました。
中には親御さんがお子さんの合格を祈る達筆な絵馬もあって、とっても心が和みました!
お子さんが自分の合格祈願に来たら、親御さんが自分のことを祈ってくれている絵馬を見つけて感動…なんて場面もあるかもしれません。※妄想です。
まさかのフォトスポット
続きましてこちら。
フォトスタンド…だと…?!
よくありますよね。
恋人や友達と一緒に来たのは良いけど、全員が写るために通りすがりの人に撮影をお願いするシチュエーション。
このフォトスタンドさえあれば、そんな胃の痛い思いをしなくて済むのです。
特にこの日みたいな人っ子1人いない平日の真っ昼間のデートには最適です。
何ならぼっちでも撮れるじゃん?
ということで試しにぱしゃり。
下手くそか。
このフォトスタンド、結構自由に向きが変えられるので、場所を調整すればスカイツリーと建物をバックにした写真を撮ることもできます。
ぜひお試しあれ。
近代的な筆塚
最後に、印象的だったのがこの筆塚。
使い古した筆を労いの想いを込めて処分すると同時に、筆が上達するように願をかける意味合いもあるのだそうです。
のぞいてみると、今でも愛用されていることがわかります。
わかります、が…
んん?
蛍光ペン!!!
何やら随分と近代的になっていらっしゃる。
鉛筆はまだ良いにしても、蛍光ペンの書き方が上達するかどうかは定かではありません。
まとめ
亀戸天神の魅力についてまとめました。
ちょっとはしゃぎすぎて亀戸天神の人に怒られないか心配なんですが。
それはさておき、亀戸天神は自然も豊かですし、飽きのこないスポットです。
都内でも定期的に癒やされに来たいな、と思えるエンタメスポットなのでした。
お近くに来られた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
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