亀戸駅東口徒歩1分、京葉道路沿いのビルの3階にある『シマリスカフェ』。ペットとして飼われているシマリスに会えるカフェとしては“日本初”の場所なのだそうです。
リスってそもそもどういう生き物なの?
何を食べて、どういう生活をしているの?
人慣れするの?
そんな未知の小動物、シマリスに会いに『シマリスカフェ』へ行ってきたのでレポートしたいと思います!
目次
シマリスカフェってどんなお店?
『シマリスカフェ』は、2020年2月1日にオープンしてからシマリスファンに人気のスポットとなっています。
ビルの3階にある大きなシマリスのオブジェが目印です♪
店内には11匹ものシマリスがいて、それぞれのゲージ(家)のなかで元気に飛びはねまわっていました!性格にも遊び方にも個性があって、おがくずを掘り続けるリスや、ずっと滑車にチャレンジしているリス、なんとバク転を繰り返すリスまで……!?
席は来店から2時間・ワンオーダー制。
カフェの説明を受けてドリンクやフードを注文してからは、自由にシマリスを眺めたり写真・動画撮影を楽しむことができます。
グッズコーナーが充実しているのでシマリスグッズの買い物を楽しむことも♪
動き回るシマリスちゃんを眺めたり、おやつやり体験をしたり、マスターのお話を伺ったり……。そんなふうにリスたちを過ごしていたらあっという間に2時間が経ってしまう、あたたかい空間でした。
シマリスカフェのメニュー
入場料金・その他
平日 | 1,200円 |
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土日祝 | 1,600円 |
年間パスポート | 4,863円 |
リスにおやつをあげる体験や、手のり・肩のり体験もあり、別料金となっています。
フード・ドリンク
ドリンク・フードともかなり豊富なメニュー!
シマリスにちなんだフードメニューがとにかくかわいくて、全部注文したくなっちゃいます。(2時間制なので注意)
ハヤシライスが「ハヤシ・ラ・リス」だったり
オムライスが「オム・ラ・リス」だったり
とにかくリスへの愛があふれるメニュー。見ているだけでも癒やされます♪
「あろあちゃんのおひるねロール」を注文!
気になっていた「あろあちゃんのおひるねロール」を注文しました。
フルーツと木の実の乗ったチョコレート味のロールケーキがちょこんと2つ。このかわいいロールケーキ、このシマリスちゃんが由来となっています。
「あろあちゃんのおひるねロール」と瓜二つのうつくしい見事な丸まり……!
あろあちゃんは丸まったりきゅるんとした瞳で人間にアイコンタクトをとったりして、終始お客さんを癒やしてくれました。マスターいわくいつまでもベビーフェイスのかわいい女の子リスです♪
おやつやりも体験してみました
リスたちの栄養バランスが考えられたおやつセット。
お子さんが誤って手を入れてけがをしてしまわないように、ゲージの網はすべて大人の目線の高さに設定されているのだそうです。
シマリスカフェはこんな人におすすめ
- 以前シマリスを飼ったことがある
- 現在シマリスを飼っている
- 今後シマリスを飼いたいと検討している
- 飼ったことはないけれど、本物のシマリスに会ってみたい
オーナーの酒井さんがはじめてシマリスを飼うことになったとき、
- 飼育に関する情報が少ない
- まわりにシマリスを飼っている人が少ない
といった苦労があったそう。
「シマリスの適正飼育に関する情報交換となる場があれば…」
そんな思いが形になったのが、この『シマリスカフェ』でした。
シマリスはペットショップでハムスターと並べられていることが多く、その愛くるしさから人気の小動物。しかし実際はハムスターよりもかなり野性味が強く、すばしこく、人慣れするにも難易度が高い生き物なのだそうです。
安易にさわろうとして、けがをしてしまうことも。
ただ「可愛いから」というだけで衝動的にお迎えしていまうのではなく、シマリスがどういう生き物なのかを知ってほしい。そしてシマリスも人間も、お互いに良い距離を保って快適に過ごせる環境作りがしたい。『シマリスカフェ』は、そんな思いで始まったカフェなのだそうです。
ソーシャルディスタンスならぬ、アニマルディスタンス。
カフェのコンセプトを伺いながら、オーナーのシマリスへの真摯な思いと愛が共感をよび、『シマリスカフェ』のファンを集めているのだなと感じました。
シマリスカフェの口コミ
https://twitter.com/Lico_game/status/1329399107719372802
https://twitter.com/usagidrops0425/status/1330073730756841474
https://twitter.com/Haru_d69/status/1329031863806017536
まとめ
明るくてとても日当たりのいい店内は、シマリスへの愛にあふれていてとても居心地がよく、お客さん誰もが笑顔になれるようなあたたかい空間でした。
しかし、可愛い小動物にただふれあえるだけのカフェではありませんでした。
ペットとしてのシマリスとの付き合い方にまで踏み込んで、シマリスと人間の適切な距離感について考えるきっかけとなる、そんな場所。
本当にシマリスのことを考えているからこそ生まれたカフェ。愛情を注がれ、のびのびと動き回るシマリスが暮らす『シマリスカフェ』だからこそ、お客さんが皆癒やされて帰ることができる。そんなふうに思えました。
お店情報
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