以前ご紹介した 亀戸一海鮮が旨いと噂のお店『つきじde丼どん』
初訪問させていただいたその日に、なんと店主であるまかべさんに取材もさせていただきました。
店名に「つきじ(築地)」を冠する背景や、仕入れる魚へのこだわりなど、知れば知るほど納得の旨さ!
「こんな名店が亀戸にあるなんて!」と感じたので、ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。
魚と向き合い15年以上!魚にハマった背景とは
『つきじde丼どん』はオープンして5年。
昼は奥様とふたりで、夜はまかべさんおひとりで切り盛りしています。
(まかべさんはまだお若くて、お年も30代前半でした!)
そんなまかべさんに、魚との出会いについてお伺いしました。
そこで、魚の魅力を知っていきましたね。
魚によって値段も違う、
天候によっても違う、
季節によっても違う。
おもしろいな!って。
目利きは市場で教えてもらいましたから。
就職先も魚屋さんで、学生の頃からずっと魚に触れているまかべさん。
ですが、築地の市場との関係性は、思いのほか別のルートから強固なものにしていったのです。
築地から豊洲へ―培った市場の人との信頼関係
私はどうしても、店名に「つきじ(築地)」が入っていることが気になっていました。
海鮮屋さん×築地 といえば、もちろん築地市場のこと。
市場で勤めていたわけではない、魚屋さんだったまかべさんと市場の関係とは…。
築地なのは、知り合いが良い魚を出してくれるから。
良い魚を仕入れたいし、提供したいので、今でも毎日(今は豊洲)市場に通っています。
市場は知っている人ばかりです。
一魚屋さんと市場の人って、みんなそんな感じなんだっけ?
という私の疑問の顔をくみ取ったまかべさんが、続けてお話してくださいました。
その卒業制作で、1年間築地の写真を撮り続けていたんです。
築地市場にいる 人 をメインに、その場の情景を写真に収めていたそうです。
ぼくがここでお店を出す時も
「カメラの兄ちゃんがお店出すから」って、いっぱい協力をしてもらいました。ありがたかったです。
そうやって、市場の人との関係を築いていかれたんですね。
それでいて魚も好き、魚屋さんで働いているからこそ、今なおつながりが深いんですね。
お店オープンは想定外?開店5周年で思うこと
ここ亀戸に出店されて”今”感じていることをお伺いしました。
でも、できる気はしていました。
昔から「働きすぎだ」って逆に怒られたりすることが多かったんですけど、ぼくは自分が納得するまでとことんやりたいほうなんで。
ひとりで切り盛りは大変!だけど…
その日は私たちを含め3組のお客さんがいて、加えて私の取材にも手を動かしながら答えてくださいました。
電話は鳴るは、注文は入るは、お会計するは、そこで私が
「大変じゃないですか?」と聞くと、
「いえ。そんなときは(常連さんの)仲の良い人が手伝ってくれるんで」
なるほどです!
普段出会えない人に出会えて、友達みたいになれるんだから。
大変でも、頑張れる原動力は何なのでしょうか?
それは、いつもいるから、市場の人たちがみんな良くしてくれるから。
そして、お客さんが来てくれるから。
常連さんだけじゃなくて、お客さんが来てくれるから頑張れる。
最後に、まだこのお店を知らない人たちに向けて一言お願いします!
店名にはどんぶり屋の名を冠しているけど、それ以外もあるからぜひ来てください。」
まとめ(編集者より)
まかべさんとは初めましてでしたが、とにかく明るく気さくな方です!
素敵な笑顔と、返事する声がとてもイキイキされているのが印象的でした。
1人ですべて切り盛りしてカウンター内を動いていますが、本人がそれを楽しんでいるのを見て「お話されている通りだな」と感じました。
市場の人にもお客様にも恵まれて、このお店があることを考えると、
と私が独り言をつぶやくと、すかさず
でも一番はお酒が好き。
なるほど。
ここに日本酒へのこだわりも垣間見ることができました!(笑)
とても気さくでフレンドリーなまかべさんと、お話しながら旨い酒と魚は、いかがですか?
初めての方も、あたたかく迎えてくれますよ。
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