亀戸には、亀戸横丁というところがあります。
はしご酒にもってこいの飲み屋エリアで、15店舗が集う横丁です。
その一角に大衆酒場×バルの
大衆酒バル 酒様(さかさま)はあります!
今回、酒様のオーナーであるけいすけさんにお話を伺いました。
店主としての想い、次に描くビジョン。
20代の「亀戸横丁内 最年少オーナー」の熱き想いをお届けします。
目次
酒様って、どんなところ?
お店の紹介
食レポ記事がありますので、詳細はぜひこちらをご覧ください。
個人的な印象としては、お酒の種類も料理の種類もかなり幅広く用意している、フランクに楽しく飲めるお店です♪
お店のWebサイトもユーモアにあふれていて、とっても素敵です!
(ちなみにそのサイトは、オーナーけいすけさんの同級生のお友達が手掛けたそうです)
オーナーの紹介
けいすけさんのルーツをたどるべく、酒様を出店するまでの経歴をお聞きしました。
そこには、大きく分けて2つのルーツがありました。
- 東京 浅草が地元で、そこで育ったこと
- ご実家が、酒屋さんであること
町柄とご家庭のお仕事柄、十代の頃から下町の居酒屋に触れる機会に恵まれていました。
お酒を飲めるようになってからも、いろんなお店を見ていくなかで、
「居酒屋っていいな」
「いつか自分も居酒屋を!」
と描くようになりました。
26歳で会社を立ち上げるのですが、
最初は資金を集めるべく、別の事業(それは今も並行中)をしていました。
そして2018年、ちょうど亀戸横丁内にある「昭和レトロ酒場 富」で働いているときに、転機は訪れました。
偶然にも、亀戸横丁内でひとつ店舗が店をたたむという情報をゲットしたのです。
その後釜に出店したのが、「酒様」なのです!
けいすけさんにとって、理想の立地でも広さでもなかったそうですが、まずは出店だ!ということで、「酒様」がオープンされました。
けいすけさんが十代の頃に見ていた居酒屋は、「オトナの場所」。
そこから、「オトナな雰囲気にいれて、お酒を飲みながら、人の話が聞ける」居酒屋への憧れが、原点にありました。
オーナーに質問!酒様の魅力とは?
店名「酒様」誕生秘話
居酒屋って「お酒を飲んで、会話が弾んで、楽しく帰る」
そんな場所という経験があります。
働いていても、スタッフみんなで尽くして「美味しかったよ、また来るね」って言われると、もう気持ちいいしかないんですよね。
お酒様、から「酒様」でいこうと思ったんですが、
これだと「ちょっとお酒が前面に出すぎているな」と思ったんで、酒の字をひっくり返して「さかさま」これでいいじゃん♪
という経緯で命名しました。
「酒様」いちおしメニュー
正直想定外だったんですが、これが一番出るんです。
おさらいしますと、こちらはまず、じゃがいもを選んで(グラム売り)
こちらのポテトカッター(オレンジ色で囲った器具)にセットして、
ハンドルを上から下におろして、ガシャン!!
これをその場で揚げて、提供していただきます。
酒様出店時に、これだけ譲っていただきました。
いまではすっかり酒様の看板メニュー!
ぜひ体験してみてください。
ちなみに、お酒の種類もかなり豊富です!
個人的に気になったのは
- パクチービール
- ホッピーのシャリ金
- お茶ハイの種類
(緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶、めかぶ茶、コーン茶、そば茶の6種類!)
どれもおすすめだそうです!
酒様から見た、亀戸という街
オーナーにとっての亀戸とは?
下町でした!(笑)
いや、亀戸のほうがよっぽど下町!ごりごりの下町。
具体的に、どういうところが下町なんですか?
お店目線で言うと、新規のお客さんよりも常連のお客さんが支えになっているところ。
ここに来れば、誰かがいるってわかっているお店がいくつもあります。
僕はまだ亀戸に来て1年ですけど、来ただけで知り合い100人はできましたよ。
そして「あのお店美味しいよ」っていう、口コミも間違いないものばかり!
亀戸に長く住んでいる人のアットホーム感と、それを受け入れる寛容さがありますよね。
オーナーにとっての亀戸横丁とは?
あ、カオスっていう表現が一番しっくりくるかも(笑)
どういうことですか?
にぎわっているけど、変にごみごみもしていない、そんな場所ですかね。
亀戸横丁の店舗の人が集まって、定期的に「横丁会議」をされているそうです。
もっと亀戸横丁を良くする、知ってもらうために、話し合いっています。
けいすけさんは、横丁内でも最年少オーナー。
だからこそ、横丁内の仕組みから良くしていこうと思案されていました!
老若男女、亀戸歴も関係なく、まずは亀戸横丁に一度来てもらえるような、そういう流れができれば、と話されているのが印象的でした。
ここからきっと、亀戸横丁はもっとにぎわっていく気がしました。
まとめ
そのためにも、まずはここでしっかりと愛されるお店にします。
僕もこうして、おしゃべりするのが好きなんで、お客さんとのひと時も楽しみながら、「飲めて、話せて、気持ちよく帰れる」店にしていきます。
インタビューは、営業時間中に酒様のお店でさせていただいたのですが、その間けいすけさんは、何人もの方に「おー!」と声を掛けられるほどの人気ぶり。
目標を大きく描きながらも、とにかく謙虚なオーナーの人柄を終始感じました。
「1分1秒でも長く営業していたい」
「そしたら、定休日が決められなかった」
「だから、遊びに行く日ぐらいは休みにしようかな」
こうしてできた定休日=遊びに行く日♡というところに、
けいすけさんの真剣さと面白さの人柄が詰まっていると思います。
開店から一緒にニコイチで作っている若手店長と、フランクに迎えてくれる「酒様」
ぜひ一度、立ち寄ってみてください。
「亀戸プロ」見て来ました~!
の第一声、ウェルカムです♪
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